かとじゅんの技術日誌

技術の話をするところ

Jiemamyの勉強会があります!

今,沖縄の浦添に滞在中で〜す.5日間のんびりする予定.

イベント企画中

で,早速ですが,イベントを企画中.詳しくはこちらをご覧ください.
http://d.hatena.ne.jp/daisuke-m/20080501/1209663819

id:daisuke-mJiemamyというEclipseプラグインのDB設計支援ツールが秀逸なんですが,開発現場で非常に役に立つと思うのでなんとか盛りあげたいというのが趣旨です.OSSは本来オープンな資産なので,皆さんの集合知を集めて進化させたいと思っています.

で,参加を希望される方,上記のエントリのコメントに意思表示お願いします!.またブックマークできる方はよろしくお願いします<(_ _)>

アジャイルJiemamy

で,話は変わって,アジャイルJiemamyの話.
アジャイルでは人が地面のギャップや車道の輪郭からのフィードバックを常に受けて車のハンドルを操作するように,常に要求を学習しながら設計を進化させていく指針を示しています.
データベースの設計でも例外ではなく,Martin Fowlerが旧来の計画的設計と区別してデータベースの進化的設計を提唱しています.そのコンセプトに基づくDB設計支援ツールが,Jiemamyです.

近年,IDEやBDD/TDDなどの浸透によって実装コードにおける進化的設計はある意味可能になったと思えるのですが,データベースの分野においては気苦労が絶えません.

私が個人的によく悩んでいるのは以下.

  • ERDツールとDDLファイルが別管理.

まぁよくある話ですが,ERDツールのファイル形式はバイナリファイル.はっきり言ってまともにバージョン管理できません.なので,DDLを吐き出して別管理.両者のファイルの間にバージョンの不整合も起こりやすく,現実的ではありません.

  • マスタデータやテストデータの管理が煩雑

これらのデータはDMLを記述してSVNなどにコミットする形が多いと思いますが,関連づくDBスキーマのバージョンと整合性を保つのが大変.スキーマは変更したがマスタデータを修正し忘れることはよくあります.

開発規模にもよりますが,DBの仕様変更は慎重になるところがあります.
でも,このような局面でも開発者を支援するツールがあるとしたら,素晴らしいことだと思います.これらの課題にJiemamyは真正面から取り組んでいます.
id:higayasuoさんの提唱されている「プログラミングファースト開発」のアジャイルのベストプラクティスだと思っていて,この実現もJiemamyのようなツールがなしでは語れないと思います.

Eclipseプラグインの事始め

かくいう私もEclipseプラグインについては以下の赤本を買って読んでいる段階なんですw GW中は写経からやりますよ.

Eclipseプラグイン開発徹底攻略―Eclipse 3.2対応

Eclipseプラグイン開発徹底攻略―Eclipse 3.2対応

なるべく多くの方に参加していただき,OSSらしくフィードバックを受けて進化するツールになればと思います.
どうか,よろしくお願いします!!