かとじゅんの技術日誌

技術の話をするところ

akka-cluster スプリットブレインリゾルバ OSS実装一覧

Akkaクラスターがネットワーク分断に遭遇した場合に、UnreachableメンバーをDown状態に遷移させるためのリゾルバのOSS実装を以下にまとめる。 ちなみに、このリゾルバがない場合はUnreachableのままだとリーダアクションが取れずにクラスターが機能不全状態…

akka-streamを使ってmemcachedクライアントを作るには

かなり前になるのですが、akka-streamの習作課題として、Memcachedクライアントを実装したので、概要を解説する記事をまとめます。詳しくはgithubをみてください。 https://github.com/j5ik2o/reactive-memcached TCPのハンドリング方法 akkaでTCPをハンドリ…

「エンティティの同一性を表現するためにequalsをオーバーライドすべきか否か」の感想

毎日、ドメイン駆動設計というか、設計の話が投稿されると、楽しくなりますね。 さて、今日の話題は、以下です! エンティティの同一性を表現するためにequalsをオーバーライドすべきか否か ”稀によくあるサンプル”。多分これ僕が書いた事例ですね。というこ…

akka-httpにswagger2.xを組み込む方法

akka-httpにswagger2.xを組み込む方法を以下に示します。 ※DIコンテナであるAirframeを使っていますが、もちろん必須ではありません。適宜読み替えてくだだい。 ライブラリの依存関係 swagger-akka-httpを追加します。javax.ws.rs-apiはアノテーションを利用…

Getter/Setterを避けて役に立つドメインオブジェクトを作る

Clean Architecture 達人に学ぶソフトウェアの構造と設計を読んでます。モデリングに関しては成分薄めですが、よい本だと思います。はい。 Clean Architecture 達人に学ぶソフトウェアの構造と設計作者: Robert C.Martin,角征典,高木正弘出版社/メーカー: KA…

DDDリポジトリを楽に実装するライブラリ

DDDのリポジトリを実装するのがダルいので、ライブラリ化したというか前から書いていたけど、Redis, Memcachedなどの実装も追加したので、簡単に説明を書いてみる。 プロジェクトなどで自前で実装する際も、参照実装として参考になると思います。Scalaの例だ…

FluxとDDDの統合方法

おはこんばんにちは、かとじゅんです。 久しぶりにブログを書く…。最近、趣味でAngular2やらReactやらやっています。やっとWebpackになれました…。 さて、今回のお題は「FluxとDDDの統合方法」について。Angular2を先に触っていましたが、Fluxといえばやはり…

混乱しがちなサービスという概念について

社内でサービスがよくわからないという話になったので、考察を少しまとめておきます。 過去のエントリでも以下のように触れましたが、もう少しかみ砕いてみよう。 サービスという言葉はあいまい まず、簡単に前提の整理から。単に"サービス"って言葉が何を指…

CQRS+Event Sourcingを学ぶための教材

超久しぶりのブログ…。 Octopressに疲れたのではてなブログに戻ってきました(Octopressの過去の記事ははてなブログにインポート済です)。ついでプロに移行。 さて、海外のDDDコミュニティではCQRS+Event Sourcing(以下, ES)が人気なのですが、ようやく日本で…

DDDのリポジトリのインターフェイスをどのように設計すべきか

scala-dddbase ではどのようなインターフェイスとしているか? 以下のようになっています。 戻り値はモナドにラップして返すことを想定しているので、高階型としてM型を指定できるようにしました。一般的にMには、同期型リポジトリとしてはTry型、非同期型リ…

ServiceとDCIについて

面白そうなネタがあったので、自分なりの考えをまとめてみる。 Ruby/Rails 用 DI コンテナ Dee をつくった、あるいは Ruby のカルチャーについて この記事はRuby用のDIコンテナの話題なんですが、DCIについても言及されているようです。比較軸はDIそのものと…

ScalaでのDCIの実装を考える

みなさん、こんばんわ。 会社のアドベントカレンダーで、Scalaコードでわかった気になるDDDというブログを書いたのですが、最近、老害を防ぐためにDCIについても勉強中です。 DCIアーキテクチャ - Trygve Reenskaug and James O. Coplien とりあえず、これを…

ドメインモデルの関連を表現するには

(Scala前提の記事なので注意してください) たとえばこんなモデルがあって、相互に依存しているケースを考えよう。 注意:説明を簡単にするために、varを利用しています。 従業員 class Employee( val id: Long, val name: String, var department: Option[Dep…

シナリオ -> モデル -> コード ->

昨日もDDDの話題を少ししたので、シナリオ→モデル→コードのサイクルについて身近な例を踏まえてネタを提供できないかと思った。何でもいいんだけど、鍼とか整体とかマッサージとか一度は行った経験あると思うので、そのドメインで考えてみるか。

ユビキタス言語とドメインモデル、そしてモデル探索のうずまき

最近、ドメイン駆動設計ってどうやって実践すればいいかなーという質問をよくされるので、この記事が満額回答にはならないと思いますが、書いてみたいと思います。 シンプルな問題はトランザクションスクリプト、いわゆる手続き型で対処できます。問題が小さ…

Re: Scala の Trait

trait 便利ですね! メソッド名が衝突する。 override を指定してやると動く。 scala> (new M with N { override def m = super[N].m }).m() hi @rosylilly Scala の Trait trait Mとtrait Nは継承関係もないので別の型として識別されているから仕方ないんだ…

ドワンゴを退職しました

2/28日付けでドワンゴを退職しました。お世話になった会社なのでちゃんとお礼をいっておこうと思います。 初めてのコンシューマ向けウェブサービスでした。とてもよい経験をさせてもらいました。ありがとうございました。 一番大きいところは、ScalaとDDDを…

関数のカリー化と部分適用

今日は、カリー化と関数の部分適用の話題。 Haskellの視座からScalaのカリー化と部分適用を見てみる まず、Haskellでの関数のカリー化と部分適用についておさらい。 例えば、引数を合計する関数 mysum があるとして、 mysum :: Num a => a -> a -> a -> a my…

Scalazを使ってMaybeモナドを自作してみる(後編)

はい。 Scalaz Advent Calendar 2012 12/22 です。 前回に引き続き、MyOptionのためのMonoidとMonadを実装してみます。 Monoidの実装 Monoidはtrait Monoid[F]と定義されているので、今回はMyOptionのInt型の実装を定義します。 コードは次のとおり。 実装す…

Scalazを使ってMaybeモナドを自作してみる(前編)

Play or Scala Advent Calendar 2012の 12/21日の記事です。 モナドを理解するために、Haskellでモナドを作ってみたのですが、Scalaz*1でもMaybeモナドを作ってみようと思い試した結果を報告します。 MyOptionを定義する 例のごとくMaybe型を定義します。 Ha…

Maybeを自作してみる(Monad編 その2)

do式でのモナドの記述方法について簡単にまとめる。 Some 1 >>= \x -> Some(x+2) をdo式に書き直すと apply = do a <- Some 1 Some $ a + 2 Monadにはreturnがあるのでそれに書き換える。 apply = do a <- return 1 :: Option Int return $ a + 2 関数の引数…

Maybeを自作してみる(Monad編 その1)

Monadを調べていると、モナモナ言いたくなりますね! さて、OptionをMonad対応する例を書いてみます。 Monad型クラスは次のような定義になっています。returnと>>=を実装せいということらしい。 class Monad m where return :: a -> m a (>>=) :: m a -> (a …

Maybeを自作してみる(Monoid編その2)

前回の続きから、Maybeの中身がMonoidだった場合の型クラスの実装は次のとおり。 import Data.Monoid data Option a = None | Some a deriving (Eq, Ord, Read, Show) instance (Monoid a) => Monoid (Option a) where mempty = None None `mappend` any = a…

Maybeを自作してみる(Monoid編)

今回は自作したMaybe用のMonoid型クラスの実装を作ってみます。 Monoidって何ってさっぱりわからないので、型クラスの定義を見てみます。 class Monoid m where mempty :: m mappend :: m -> m -> m mconcat :: [m] -> m mconcat = foldr mappend mempty mco…

ページング用データに対応したFunctorを実装してみる

連続投稿ですが、すごいH本を読みながら、ふとアイデアが湧いてきたのでHaskellコードを書きなぐってみた。 すごいHaskellたのしく学ぼう!作者: Miran Lipovaca出版社/メーカー: オーム社発売日: 2012/09/21メディア: Kindle版購入: 1人 クリック: 4回この…

Maybeを自作してみる(Applicative編)

Maybeの自作ですが、前回に引き続きApplicative型クラスの実装を追加してみました。 コードは次のとおり。 import Control.Applicative data Option a = None | Some a deriving (Eq, Show) instance Functor Option where fmap f (Some x) = Some (f x) fma…

Maybeを自作してみる(Functor編)

モナドを理解するためにMaybeを自作することにしたので、適当にコードさらしてみる。モナド強者の方のツコッミあれば、よいコンテンツ化するのでは感。 data Option a = None | Some a deriving (Eq, Show) instance Functor Option where fmap f (Some x) =…

リトライハンドラを書いてみた(Scala版)

Scalaでもリトライハンドラ*1が欲しくなったので、このブログを参考に作ってみた。 Ruby の retry-handler が激しく便利そうなので Java で実装してみた - YoshioriのBlog試行錯誤してたら、id:xuwei がforkしてくれていた!→ https://gist.github.com/29969…

JavaOne Tokyo 2012 : Community Panel Discussion に登壇しました。

昨日はみなさんおつかれさまでした。 私は二日目の Community Panel Discussion で日本Scalaユーザーズグループ代表*1ということで登壇しました。ありがとうございました! *1:本当の代表は水島代表(仮)です

Play2.0アプリをデーモン化する方法

commons-daemonを使ったら、NettyServerをちゃんとLinuxのデーモン化できた。 https://gist.github.com/2156447