Java
昨日はみなさんおつかれさまでした。 私は二日目の Community Panel Discussion で日本Scalaユーザーズグループ代表*1ということで登壇しました。ありがとうございました! *1:本当の代表は水島代表(仮)です
WEB+DB PRESS Vol.64作者: 柏木泰幸,松野紘明,林聖高,杉義宏,飯塚直,高橋征義,徳永拓之,Tehu(張惺),中島聡,おにたま出版社/メーカー: 技術評論社発売日: 2011/08/24メディア: 大型本購入: 17人 クリック: 708回この商品を含むブログ (16件) を見る 8月24日…
6/24発売 の WEB+DB PRESS vol63 より Javaの連載を担当することになりました。 WEB+DB PRESS Vol.63作者: 竹迫良範,和田卓人,じゅんいち☆かとう,太田昌吾,小野修司,ミック,嶋田裕二,個々一番,みやけん,清水亮,おにたま,中島聡,角田直行,はまちや2,上谷隆宏,…
まず、 3月11日の「東北地方太平洋沖地震」で、被害にあわれた皆様に心よりお見舞い申し上げるとともに、犠牲になられた方々とご遺族の皆様に対し、心よりお悔やみを申し上げます。 私も関西出身で阪神大震災の酷さを体験している人間でもありますし、気を負…
今回は統一アクセス(プロパティ構文)がなかなかイカしてる件について。C#とかRuby,Pythonやってる人からすると何を今頃という感じなのですが。 Scalaで統一アクセス(プロパティ構文)を使う Scalaでフィールドを宣言する場合は以下のような書き方になります。…
Scalaでシングルトンといえば、object型でしょう。実は、「はい それで終わり」ではありません。今日はそんな話。 object Singleton { println("Construct") val name = "SINGLETON" } println(Singleton.name) jadるとこんな感じ。 public final class Sing…
Scalaのクラスをちょっと解剖して、なぜそうなっているか読み取ってみようと思います。 ScalaのクラスをJavaのクラスに変換してみる まず、こんなScalaのクラスを作ってみた。コンストラクタに氏と名のフィールドを二つ取る単純な人名クラスです。 class Per…
DDDで設計を始めると不変条件を維持するために、エンティティなどの可変オブジェクトの複製を行うことがよくあります。 Javaの場合は、Cloneableインターフェイスを実装して、実装型に応じた複製インスタンスを返すcloneメソッドを作る。以下のような感じ。 …
前回、前々回と割とヘビーな仕様の話だったので、今回は若干実用的なネタとして、シングルトンパターンの遅延初期化をメモリモデルの視点から、どのようにすればスレッドセーフになるか考えてみたいと思います。 そのシングルトンの遅延初期化はスレッドセー…
このエントリを読む前提条件として、マルチコア時代に備えて本気でメモリモデルを理解しておこう - リオーダー & finalフィールド 編 - - じゅんいち☆かとうの技術日誌を読んで、リオーダーとは何かを理解していることとします。 前回のおさらいをすると、 …
長い文章になってしまったので、概要だけ先に書きます。 以下のJavaプログラムは、常に上から下に順番に命令が実行されると思いますか?つまり、aに1が格納された後に、bに2が格納されると思いますか? 実は場合によってはこの実行順序が入れ替わる場合があ…
並行処理プログラミングを究めるシリーズの書 とりあえず以下を読んでます。他に何かよいのがあれば教えてください。 Java言語仕様 第3版 (The Java Series)作者: ジェームズゴスリン,ガイスティール,ビルジョイ,ギッラードブラーハ,James Gosling,Guy Steel…
追記: 指摘の通りで、現実的な連結回数での計測でもないですし、統計手法を用いた分析をしていないので、このエントリの計測値は当てにしないでください。なので以下のブログを参考にしてください。 currentTimeMillis()で計測しておいて plusTime:14780, c…
並行処理プログラミングにおいてJavaのメモリモデルを深く掘り下げたことがなかったのでちょっと本気出してみます。しかし、間違っているところあるかもしれません。ツッコミいただければ適宜訂正させていただきます。 可変データへのアクセスを同期化 Java…
Java: The Good Parts の翻訳版が発売になりました。@t_yanoさん、および関係者の皆様ありがとうございます。 まだ、内容は読めていないですが、章立てがすごくいいですね。厳選されているというか。個人的には「例外」「並行処理」とか熱そうです。最近は、…
前回 JavaでScalaの"アクターのようなもの"を作ろうということだったので、早速 作ってみました。目的は、Actorの概念に触れることで、並行処理プログラミングの勘所を学ぶことなので、その前提で読んでいただければと思います。 リソース共有モデルには限界…
最近、DDDの"意図の明白なインタフェース"というパターンの章を読みなおしています。このパターンが一環して主張していることは"名前が重要"ということです。その名前の重要性について、いろいろな文献からの引用を用いて考えてみたいと思います。 名前重要 …
スレッドセーフの話も語ればキリがないのですが、そろそろ「タスクを並行に実行する」話題にいってみましょう。この手の記事は結構あるし、書籍の内容をまるまるというわけにいかないので、独断と偏見でポイントを絞って軽く解説する感じで書いてみます。と…
若干、難しい話ですが、設計力を上げたいプログラマ向けなエントリ。私も道半ばです。一緒に考えていただければ幸いです。 堅牢なアプリケーションを実現する上で「副作用を最小限に抑える」という設計思想は、非常に重要な示唆を含んでいます。 その「副作…
終わったかとみえたスレッドセーフのネタですが、再浮上。 連投ものだと読むのが大変なんですが、よくぞこのエントリまでおいでくださいましたm(__)mということこで、Departmentクラスはバリューオブジェクト(不変オブジェクト)でしたが、エンティティ(可変…
ちと、小難しい話になります。DDDの話なんで、コードで学ぶドメイン駆動設計入門 〜アグリゲート編〜 - じゅんいち☆かとうの技術日誌でも取り上げたアグリゲートに関する考察です。どうあるべきかはちょっと分かっていません。これを読んでこうしたらよいの…
テストを書いているとモックオブジェクトを使う機会が多いと思います。そのモックオブジェクトは自前で作るよりは、JMockやMockito*1などのフレームワークを利用した方が楽でしょう。今回は機能的に、ほぼ最強と思われるJMockitを紹介します。 これが、他の…
スレッドセーフにするために考えること 〜応用編 その1〜 - じゅんいち☆かとうの技術日誌 では、エンティティのインスタンスを共有せずに、スレッドの振る舞いを関数型のようにするとよいという話をしました。そして、アトミックを必要とするトランザクショ…
ScalaにはOption型というプログラムの世界観を変えるような魅力的な型があり、それでnullを回避することができる。*1 詳しくはこちらを参照。 ScalaのOptionステキさについてアツく語ってみる - ゆろよろ日記Javaでも、ScalaのOption型と似て非なるOption型…
ええっと、リクエストされたので、今回は並行処理ネタにいってみます。 並行処理といえば、この本は必読書ですね。でも、書いてることは、かなりムズカシイデス(´・ω・`) Java並行処理プログラミング ―その「基盤」と「最新API」を究める―作者: Brian Goetz…
今回は、nullの扱いは気をつけようねというお話。特にこれからの人に読んでもらいたい。 nullは変数を初期化する時などに、当たり前のように登場します。Javaではnullがないなんて考えられないわけです。(C#でも同様) しかし、nullの考案者のTony Hoareは「1…
先のエントリでGoogle Collectionsを使えば、Javaでも関数型ぽくできるのですが、地豆にも関数型に特化したfunctorライブラリがあります。 まぁ、かなりマニアックなネタなので、ブクマとかスターとはつかないだろうなw そんなの気にしませんw 地豆謹製の…
あけましておめでとうございます。 年末年始はいかがでしたか?私は大晦日から実家の兵庫に向かう道中、滋賀で大雪に見舞われまして、10時間ぐらい立ち往生して車中泊という幸先悪い年越しでしたorzさて、今日は関数オブジェクトの話です。関数オブジェクト…
コードで学ぶドメイン駆動設計入門 〜エンティティとバリューオブジェクト編〜 - じゅんいち☆かとうの技術日誌 コードで学ぶドメイン駆動設計入門 〜振る舞いとサービス編〜 - じゅんいち☆かとうの技術日誌 と続いて、このエントリはファクトリ編を解説しま…
コードで学ぶドメイン駆動設計入門 〜エンティティとバリューオブジェクト編〜 - じゅんいち☆かとうの技術日誌 からの連投エントリ。振る舞いとサービス編です。今回もコードを使って解説したいと思います。 サービスとは、モノとして扱うと不自然なものをサ…