Ajaxマンセー
巷じゃWeb2.0的中核技術としてAjaxが注目されて久しいですね。
同期通信しかないウェブアプリケーションですとどうしても不用意に待ち時間が発生しユーザビリティが悪いので、Ajaxによる非同期通信で効率を上げてユーザビリティを改善するのが目的です。
それにしても、書籍もAjaxライブラリも仕事に使えそうなものがたくさんでてきましたね。私は以下の書籍から学びました。
Ajax本
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サーバサイドAjax入門 Java/PHP/ASP.NET連携でAjaxプログラミングを極める!
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Ajax実用テクニック―Web2.0時代のWebページ作成技術
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Ajaxライブラリのまとめ
ライブラリに関しては、prototype.jsは言うまでもないですが、Yahoo UI Libraryなんかは利用する機会が多いのではないでしょうか?
そもそも、Ajaxが台頭した背景というのは、C/SシステムからWebシステムにパラダイムシフトした際にHTMLによって犠牲にした表現力をAjaxによって取り戻すということだと思います。
RIAとしてのFlash⇒Flex2
RIA=リッチインターネットアプリケーションの略です。もともとMacromediaの言葉です。
広義にはAjaxを使ったアプリケーションもRIAに入ると思います。AjaxもあくまでもHTMLとJavascriptでできることの上で成り立ちますので限界があります。
そのMacromediaが提供するRIA技術はAdobe Flex2になります。
簡単にいえば、サーバサイドで動的にFlashをコンパイルしブラウザで再生、必要に応じてサーバサイドのビジネスロジックを呼び出し連携する技術になります。
クライアントにはFlash PlayerがあればよいのでOSを選びませんし、表現力や非同期性もAjaxの比になりません。
このFlex2で構築したアプリのデモですが、よいものがありました。
Hits 証券デリバティブ デモです。
えーまー、全部Flash上で動作しています。VisualBasicのような操作性でかつウェブアプリケーションのように配布コストがかからないとなるとかなり魅力的ではないかと思います。
ちなみに、「Apollo」プロジェクトでFlashの「脱ブラウザ」をねらうアドビ - CNET Japanというのもあって、RIAがPDFと融合してブラウザの外に出る計画もあるようです。
グラフ用ライブラリもあるようですね。グラフ表現となると既存の開発手法だとある程度限定されますし、サーバサイドでPDFやイメージなどにレンダリングするものが多いので、サーバ負荷を軽減させることを考えるとFlex2は選択肢としてよいかもしれません。Eclipse PluginのIDEであるFlex Builder2もライセンス料もかなりお安くなっているようですし、SDKだけならAdobeに1円も払わずにFlex2アプリケーションを構築できるようです。
Flex2とSeasar2の連携
このFlex2に関する書籍はあまりないのですが、以下の書籍なら参考になるかと思います。たぶん、Flex1.5時代の書籍ですかね。全体を理解するには十分だと思います。ちなみに、Seasar2上のコンポーネントとのシームレスな連携方法も記載されています。
Flex2でSeasar2を使う場合は、S2Flex2になるかと思います。
まだ、使ったことないですが、、、近いうちに触ってみたいと思います。
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