かとじゅんの技術日誌

技術の話をするところ

学ぶということ

単純なことなのですが、ユーザ(=企業または個人)の役に立つことは技術者としての使命ですよね。
ではどのように顧客の役に立てばよいか?
ユーザの理想、企業ならミッションやビジョンなどの経営理念の実現に向けて、IT技術の立場で一歩でも貢献していくことではないかと思う。
今では、ユーザは自社のビジネスにおいて競合との差別化であったりコストダウンであったりと、競争に打ち勝つためにITをツールとして活用するシーンは少なくない。我々技術者がその一翼を担っているとすれば、そのユーザの要求に応えていくことが技術者の使命かなと。簡単にいうと、できなかったことをできるようすること、トヨタでいうカイゼンですか。これは技術者の特権というか醍醐味。
では、できなかったことをできるようにすること=カイゼンを実現するにはどうするのか?それは技術者がその課題解決の方法を得るために学ぶこと、勉強することから始まるのではないかと思う。書籍も読むし、プログラムも書いてみたり、ほかのエンジニアとも交流するとか、様々な努力をする。学びはINPUTであり、そしてカイゼンにつなげていくことはOUTPUT。INPUT→OUTPUTを通して、技術者自体が成長していけば世の中を変えることができる。(と信じている)
だから、まず、新しいことを学ぶことは忘れてはいけないと思う。これは技術の新旧をいっているわけではなく、自分にない新しいことを吸収すること。そして、世の中に役立てること。是、日々精進ですよ。
これは自戒していることだが、時間がなくて勉強できないっていうのは簡単で、自分に逃げ道を作ってしまえる。でも、本当に時間がないわけではないないと思う。時間に追われているだけで、時間に立ち向かっていないだけ。トイレや、通勤中とかいくらでも時間は作れる。時間は細切れになって集中できないかもしれませんが、続ければ短時間でも集中できるようなる。そうやってあきらめないで挑戦する人こそが自分を大きくさせる気がする。学ぶ努力をしない人より、学ぶ努力をしている人のほうが何倍も時間をうまく使えるので、昼間のお仕事も効率がいいはず。
一番おすすめは、書籍や他人のブログなどを読んで勉強し、何か実際に作業するなどで自分なりに租借した上で、その感想や疑問などを自分のブログなどに書いていくこと。
ということで、技術者でいる限り学ぶことをあきらめずに、学ぶことをあきらめるは技術者をやめるときというのが私の考え。3日坊主でも10回続ければ1ヶ月稼働なのでw、学ぶことをあきらめなければよい。

あわせてよみたい。
http://d.hatena.ne.jp/daisuke-m/20090707/1246979611