qmailからExchange2007に乗り換えたのですが,どうも不具合が多く使い物にならないので,またqmailに戻しました.
が,ただ戻しても能がないので,qmailに対して怒涛の如く,パッチを当てまくりSPAM対策最強系メールサーバにしてみました.
Debian 4.0 Etchにて,qmail-srcパッケージは使わずに,オリジナルのqmail-1.03に以下のパッチを適用.
(eximをデフォルトのMTAにしておき,/etc/init.d/eximや,sendmailのコマンドは起動できないようにリネームし,aptitudeなでパッケージをHOLD状態にしています)
- netqmail-1.05
- qregex-20060423.patch
- qmail-spf-rc5.patch
- qmail-smtpd-virusscan-1.3.patch
- qmail-smtpd-relay-reject
- qmail-date-localtime.patch
- qmail-103.patch
- qmail-1.03-mfcheck.4.patch
- qmail-1.03-dk-0.54.patch
- qmail-1.03-concurrencydomain.patch
- qmail-0.0.0.0.patch
- netqmail-1.05-tls-smtpauth-20070417.patch
- netqmail-1.05-09-msp.patch
- fixshupp-nelson.patch
- accept-5xx.patch
これ以外にも,
IMAPdにCourier-IMAP, FML, ClamAV, QmailScanner, SpamAssassinやら,SquirreMail,WebMailClient2 for Keitaiなどをインストール.(グループウェアは,やっぱりサイボウズになりました)
パッチに関しては,コンフリクトが起きまくるので,viでC言語のソースを読んで,手でパッチを当てる.
メールサーバの環境構築だけで1週間もかかりました.
結論としては,SPAMは激減&受信したSPAMの振り分けも実現.CPUはQUADコアかつ高速ディスクマシンをメールサーバにしたので,メールの検索も高速に.めでたしめでたし.
てな感じ.