2011-02-01から1ヶ月間の記事一覧
このエントリを読む前提条件として、マルチコア時代に備えて本気でメモリモデルを理解しておこう - リオーダー & finalフィールド 編 - - じゅんいち☆かとうの技術日誌を読んで、リオーダーとは何かを理解していることとします。 前回のおさらいをすると、 …
長い文章になってしまったので、概要だけ先に書きます。 以下のJavaプログラムは、常に上から下に順番に命令が実行されると思いますか?つまり、aに1が格納された後に、bに2が格納されると思いますか? 実は場合によってはこの実行順序が入れ替わる場合があ…
並行処理プログラミングを究めるシリーズの書 とりあえず以下を読んでます。他に何かよいのがあれば教えてください。 Java言語仕様 第3版 (The Java Series)作者: ジェームズゴスリン,ガイスティール,ビルジョイ,ギッラードブラーハ,James Gosling,Guy Steel…
追記: 指摘の通りで、現実的な連結回数での計測でもないですし、統計手法を用いた分析をしていないので、このエントリの計測値は当てにしないでください。なので以下のブログを参考にしてください。 currentTimeMillis()で計測しておいて plusTime:14780, c…
Scalaといえば並行処理、並行処理といえばアクター。ということだけど、そこまで大袈裟ではなくサクっとスレッドを起こしたい時はどうしたらよいか。「プログラミングScala」のP220に「9.4.1 その場限りのスレッド」にopsオブジェクトのspawnメソッドが紹介…
DDDとかの抽象度の高い話はなかなか分かりずらいという方もいると思うので、以下の書籍で扱っているビジネスパターンでのモデリングも併せて考えていきたいと思います。 私もまだ勉強不足というものあるし、チャレンジングな試みなので途中でヘタれるかもし…
並行処理プログラミングにおいてJavaのメモリモデルを深く掘り下げたことがなかったのでちょっと本気出してみます。しかし、間違っているところあるかもしれません。ツッコミいただければ適宜訂正させていただきます。 可変データへのアクセスを同期化 Java…
Java: The Good Parts の翻訳版が発売になりました。@t_yanoさん、および関係者の皆様ありがとうございます。 まだ、内容は読めていないですが、章立てがすごくいいですね。厳選されているというか。個人的には「例外」「並行処理」とか熱そうです。最近は、…
前回 JavaでScalaの"アクターのようなもの"を作ろうということだったので、早速 作ってみました。目的は、Actorの概念に触れることで、並行処理プログラミングの勘所を学ぶことなので、その前提で読んでいただければと思います。 リソース共有モデルには限界…
最近、DDDの"意図の明白なインタフェース"というパターンの章を読みなおしています。このパターンが一環して主張していることは"名前が重要"ということです。その名前の重要性について、いろいろな文献からの引用を用いて考えてみたいと思います。 名前重要 …
Javaで契約をサポートする Googleが開発したJavaデバッグを簡単にする新技術「cofoja」 は記憶に新しいところですが、 まぁ、そこまでこだわるところでもないのですが、アノテーションに記述する事前条件や事後条件が文字列なのでちょっと残念かなと。Scala…
スレッドセーフの話も語ればキリがないのですが、そろそろ「タスクを並行に実行する」話題にいってみましょう。この手の記事は結構あるし、書籍の内容をまるまるというわけにいかないので、独断と偏見でポイントを絞って軽く解説する感じで書いてみます。と…
若干、難しい話ですが、設計力を上げたいプログラマ向けなエントリ。私も道半ばです。一緒に考えていただければ幸いです。 堅牢なアプリケーションを実現する上で「副作用を最小限に抑える」という設計思想は、非常に重要な示唆を含んでいます。 その「副作…
バレンタインチョコ欲しい! PlayStation 3 (320GB) チャコール・ブラック (CECH-2500B)出版社/メーカー: ソニー・コンピュータエンタテインメント発売日: 2010/07/29メディア: Video Game購入: 6人 クリック: 253回この商品を含むブログ (50件) を見る
id:ryoasaiさんから紹介してもらったエントリで「バリューオブジェクトは不変性が本質ではない」ということを知って、「あれ?」っと思ったので、もう一度DDD本を読んで簡単にまとめてみました。 不変性は本質ではない DDD P97-98より引用 The system has to…
下の2冊は読んでない...。読んでみるかー。 他におすすめな本があれば教えてください。 Domain-Driven Design: Tackling Complexity in the Heart of Software作者: Eric Evans出版社/メーカー: Addison-Wesley Professional発売日: 2003/08/22メディア: ハ…
終わったかとみえたスレッドセーフのネタですが、再浮上。 連投ものだと読むのが大変なんですが、よくぞこのエントリまでおいでくださいましたm(__)mということこで、Departmentクラスはバリューオブジェクト(不変オブジェクト)でしたが、エンティティ(可変…
ちと、小難しい話になります。DDDの話なんで、コードで学ぶドメイン駆動設計入門 〜アグリゲート編〜 - じゅんいち☆かとうの技術日誌でも取り上げたアグリゲートに関する考察です。どうあるべきかはちょっと分かっていません。これを読んでこうしたらよいの…
先日の2月3日で39歳になりました。社会人20年を振り返ると苦労の歴史でした。でも、それは誇らしいことでもあります。 今でこそ「できる人」というイメージが強いかもしれませんが、、駆け出しのころは全くできない子でした。 ということで、苦労話。タイト…
テストを書いているとモックオブジェクトを使う機会が多いと思います。そのモックオブジェクトは自前で作るよりは、JMockやMockito*1などのフレームワークを利用した方が楽でしょう。今回は機能的に、ほぼ最強と思われるJMockitを紹介します。 これが、他の…
技術系のネタばかり連発するとみんな飽きてくると思うので、考え方とか価値観的な話を自重しないで書いてみます。「先に進めない時は、直感を信じて”実行”してみよう」という話。今は、何が正解かわからない混迷の時代です。正解が複数あるかもしれませんし…
重くて固まると定評のあったScala IDE for Eclipseですが、最新版を入れてみたらできがよくったようで、普通に使えました。 Scala IDE for Eclipse既存のEclipseがあるからそれを壊したくなかったので、Scala用にEclipse環境をコピーして作りました。Javaの…
スレッドセーフにするために考えること 〜基礎編〜 - じゅんいち☆かとうの技術日誌 基礎編では、スレッドセーフについての基本的な考え方を書きました。スレッドセーフにするには、アトミック性を保証することが必要でした。この応用編では、その点を注意し…
スレッドセーフにするために考えること 〜応用編 その1〜 - じゅんいち☆かとうの技術日誌 では、エンティティのインスタンスを共有せずに、スレッドの振る舞いを関数型のようにするとよいという話をしました。そして、アトミックを必要とするトランザクショ…