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かとじゅんの技術日誌

技術の話をするところ

シングルトンパターンの遅延初期化をスレッドセーフにするには

前回、前々回と割とヘビーな仕様の話だったので、今回は若干実用的なネタとして、シングルトンパターンの遅延初期化をメモリモデルの視点から、どのようにすればスレッドセーフになるか考えてみたいと思います。 そのシングルトンの遅延初期化はスレッドセー…

マルチコア時代に備えて本気でメモリモデルを理解しておこう - メモリバリア編 -

このエントリを読む前提条件として、マルチコア時代に備えて本気でメモリモデルを理解しておこう - リオーダー & finalフィールド 編 - - じゅんいち☆かとうの技術日誌を読んで、リオーダーとは何かを理解していることとします。 前回のおさらいをすると、 …

マルチコア時代に備えて本気でメモリモデルを理解しておこう - リオーダー & finalフィールド 編 -

長い文章になってしまったので、概要だけ先に書きます。 以下のJavaプログラムは、常に上から下に順番に命令が実行されると思いますか?つまり、aに1が格納された後に、bに2が格納されると思いますか? 実は場合によってはこの実行順序が入れ替わる場合があ…

並行処理プログラミングを究めるシリーズの書

並行処理プログラミングを究めるシリーズの書 とりあえず以下を読んでます。他に何かよいのがあれば教えてください。 Java言語仕様 第3版 (The Java Series)作者: ジェームズゴスリン,ガイスティール,ビルジョイ,ギッラードブラーハ,James Gosling,Guy Steel…

Scalaでアクターではなくスレッドを操る

Scalaといえば並行処理、並行処理といえばアクター。ということだけど、そこまで大袈裟ではなくサクっとスレッドを起こしたい時はどうしたらよいか。「プログラミングScala」のP220に「9.4.1 その場限りのスレッド」にopsオブジェクトのspawnメソッドが紹介…

並行処理におけるメモリの可視性保証について

並行処理プログラミングにおいてJavaのメモリモデルを深く掘り下げたことがなかったのでちょっと本気出してみます。しかし、間違っているところあるかもしれません。ツッコミいただければ適宜訂正させていただきます。 可変データへのアクセスを同期化 Java…

JavaでActorっぽいものを作ってみる

前回 JavaでScalaの"アクターのようなもの"を作ろうということだったので、早速 作ってみました。目的は、Actorの概念に触れることで、並行処理プログラミングの勘所を学ぶことなので、その前提で読んでいただければと思います。 リソース共有モデルには限界…

タスクを並行で実行するために必要なこと 〜基礎編〜

スレッドセーフの話も語ればキリがないのですが、そろそろ「タスクを並行に実行する」話題にいってみましょう。この手の記事は結構あるし、書籍の内容をまるまるというわけにいかないので、独断と偏見でポイントを絞って軽く解説する感じで書いてみます。と…

スレッドセーフにするために考えること 〜応用編 その3〜

終わったかとみえたスレッドセーフのネタですが、再浮上。 連投ものだと読むのが大変なんですが、よくぞこのエントリまでおいでくださいましたm(__)mということこで、Departmentクラスはバリューオブジェクト(不変オブジェクト)でしたが、エンティティ(可変…

スレッドセーフにするために考えること 〜応用編 その2〜

スレッドセーフにするために考えること 〜応用編 その1〜 - じゅんいち☆かとうの技術日誌 では、エンティティのインスタンスを共有せずに、スレッドの振る舞いを関数型のようにするとよいという話をしました。そして、アトミックを必要とするトランザクショ…

スレッドセーフにするために考えること 〜基礎編〜

ええっと、リクエストされたので、今回は並行処理ネタにいってみます。 並行処理といえば、この本は必読書ですね。でも、書いてることは、かなりムズカシイデス(´・ω・`) Java並行処理プログラミング ―その「基盤」と「最新API」を究める―作者: Brian Goetz…